○森林の役割
森林は、木材を供給するだけではなく、水資源の涵養、自然災害の防止、地球温暖化の防止など大きな利益を私たちや社会にもたらしています。

○林業の役割
林業は、樹木の植え付け、保育(下刈り・除伐・間伐)、伐採(木材生産)のサイクルを繰り返すことで、私たちにとって大切な森林を守り育てながら、木材という再生産可能な資源を継続的に供給する地球温暖化の防止に役立つ唯一の産業です。

○林業は地球温暖化防止の切り札
地球の温暖化は、地球が長い年月をかけて蓄積した石炭や石油といった化石燃料を、私たち人間がエネルギーとして利用してきたことが大きな原因です。しかも、この化石燃料は再生産が不可能なためエネルギーの枯渇問題も懸念されています。一方「林業」は「再生産可能な木材」を継続的に供給することが可能な産業です。木材は、光合成により二酸化炭素を蓄積し木材として利用されるかぎり長期間にわたり、二酸化炭素を固定しつづけます。最後には微生物などにより分解され二酸化炭素を放出しますが、大気中に出た二酸化炭素は再び森林に吸収されるので、木材の利用は二酸化炭素をふやさないことになります(カーボンニュートラル)。つまり木材を利用することで林業の活動が活発になり森林面積が増加することなどにより地球温暖化の防止が実現できるのです。

豆知識

■木の家は少ないエネルギーでつくられる

■木の家の多い街はもう一つの森林